ステーションロゴマークの決定まで
どうしてフクロウを選んだの?
フクロウがかわいい“みのる訪問看護リハビリステーション”のロゴ、どうやって決まっていったのか振り返ってみましょう。
まず、フクロウをロゴのモチーフにしようと考えたのは、「フクロウ」の日本語読みが
「福老」や「不苦労」
のように読み替えることができるためとても人気がありました。
そして首がくるくると360度回るふくろうは金銭的にも縁起がいいと言われています。
日本では金銭的に困ることを「首が回らない」といいますが、360度くるくる回るフクロウの首は「金回りが良い」というイメージがあるそうです。
また、フクロウは夜行性の鳥で
「夜に目が効く」=「世目が効く」
ということは
「世間知に富む、情報に明るい」
というようにとらえられています。目が特徴的で夜の状況を見張っていることから「夜間も見守る」というイメージが訪問看護にピッタリだと思いました。
西欧諸国では昔から森の賢者として、「博識」「もの知り」というイメージがありラッキーチャーム(縁起物)として人々に愛されているそうです。現在は世界中で愛されている鳥の一つだそうです。
以上、こんなに良いイメージのあるフクロウを訪問看護ステーションのロゴに使わない手はありません。
フクロウデザインの素案選び
最初から自分でフクロウをデザインをするのは無理だと思っていたので、何となくイメージに近いものをネットから選びました。
〔フクロウ ロゴ〕で検索するとたくさんのロゴデザインが出てきます。
色についても白黒からカラフルな物までたくさんのデザインがネット上にあふれていました。
中にはすでにロゴとしてできていて、ロゴマークを5,000円ぐらいから出品されているものもあります。
その中からイメージに近いロゴマークをスニッピングツールでコピーし保存しておきます。
この時点で、色についてもおおよそ勉強しておいて、
ピンクは柔らかい・暖かい
赤は信頼がある
緑は安全・さわやか
などなど、ステーションのイメージカラーに合ったロゴカラーを決めました。
みのる訪問看護リハビリステーションのカラーは「薄黄緑色」と決まりました。
デザインはココナラで募集!
「スキルの売り買い」で有名なココナラでデザイナー様への公開依頼をお願いしました。
公開依頼というのはいわばコンテストで、依頼者がデザインの内容や方向性を伝え予算を提示しデザイナー様がそれぞれの得意分野や作品を持ち寄り選んでもらうという流れです。
大体の相場を事前に確認するのですが、ロゴマークのデザイン料は5,000~10,000円ぐらいでした。
今回はこれからずっと使うステーションロゴでしたので、それなりの金額で公開依頼をしました。
最近は、自分の得意分野を売り買いできるサイトが多くあり、今回のココナラ以外にもランサーズやクラウドワークスが有名ですのでぜひ依頼してみてはいかがでしょうか。
デザイナーさんの提案はすごかった
ロゴマークの依頼をしてからたった二日で24件の応募がありました。
ほとんどの応募がデザイナーさん自身の以前の作品を紹介し、「ご希望に沿ったデザインをご提案します」という文面ですが、
中には1日ほどで具体的な提案をしいただいたデザイナーさんも4人程いらっしゃいました。
まずは,そのロゴのデザイン力に圧倒されてしまいました。
かわいいものからスッキリとしたロゴ、単色から色彩豊かなロゴ等など…。どれもすばらしくこれぞプロフェッショナルというものです。
このなかから選ばないと難しいなーと考えつつも、この時点で募集残り日数が8日間ありました。
結局のところ締め切りまでの応募件数は32件。具体的は提案は7件でした。
やはりデザイン料にそれなりの金額を提示したので応募件数が上がった様子でした。具体的な提案も質の高いものが多く、その中からテイストが一番合っていたデザイナー様と契約を結びました。
デザインの提案は楽しいです
デザイナー様とはココナラのプラットホームでやり取りをするのですが、こちらの提案を見事に裏切るほどのデザインを提案していただきました。
そのやり取りでロゴの色や形、配置・文字のスタイルなどが少しづつ決まっていきます。
その5回~6回のやり取りがとてもわくわくで楽しい時間でした。
ロゴマークに込めた思い
フクロウを選んだ理由は前述のとおりで、ここではロゴマークに込めた思いを語りたいと思います。
まずは三日月に生えた木についてです。
「みのる訪問看護リハビリステーション」ですので「みのる」をイメージしています。
気になる緑色の「実」は小児 オレンジ色の「実」は成人 熟した赤色は「老年期」です。
つまりステーションとして全世代の方々をサポートし、暮らしを実らせていくことをロゴマークに込めました。